シードふぁみりぃコンサート
「シードふぁみりぃコンサート 2013」(タウンニュースホール:秦野市)という発表会の手伝いで演奏に加わった。
主宰元「シード音楽工房」のユニークなところは、チェンバロなどの古楽器を製作し、産み出した楽器を使って教育指導・演奏発表を行うという点だ。今回の発表会ではスタインウェイのグランドピアノを用いたが、さらに古い様式のピアノであるフォルテピアノと、「ウナコルダ」といって1つの音を1つの弦で鳴らす古楽器(ピアノは1音が3弦)も加えての演奏会となった。鍵盤楽器が3台ステージに並んで壮観だった。
私は「トリオレヴリー」の一員としてチャイコフスキー作曲ピアノ三重奏曲(抜粋)の演奏に参加した。ピアノの「よいこ」がシード音楽工房の指導者グループの一員だったので、その縁で演奏の機会を与えて戴いたのだ。また「よいこ」の代わりに生徒さんのピアノを加えてフォーレ作曲「ドリー組曲」の第1番も弾いた。
生徒さんの中には興味深いバックグラウンドの人がいた。イラスト・デザインを本職とする人、神奈川フィルの合唱団に所属している人、バレエを習っている人、ヨガを教えている人、ジャズに取り組んでいる人、カウンターテナーの歌い手など多彩な顔ぶれであった。
来年はどんな発表会になるであろうか
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