2010年5月23日 (日)

宇佐神 茂 料理の夕べ

「総料理長 宇佐神 茂 料理の夕べ」(ホテルニューグランド:横浜)に行った。

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宇佐神が厚生労働大臣賞を受けた記念の企画ということで、友人グループ(仮称「今も美男美女」)で応援団を結成したのだ。

料理の分野は知らない事が多い。そこでこの受賞がどれほど素晴らしいものかを体感しようと思い、ネットでいろいろ調べてみた。すると受賞者数は「制度功労」2名、「業務功労」と73名であることがわかった。宇佐神は「業務功労」で受賞したこの日本全国73名の中に入ったわけである。

宇佐神は「関東総合」の部12名の中に名前があった。地域分類が正確にはわからなかったが、関東地方が「東京」、「北関東」、「関東総合」の3地域に分類されていたので、「関東総合」は4県ぐらいだろう。つまり割り算すると神奈川県で表彰されたのはたった2,3人ということになる。その中に名前を連ねたのだからすごい。

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理屈はやめて素直に料理を楽しもう。メニューを読むと「シェフ好みの」とか「今宵限りの」という魅力的な言葉が目に付く。今回のディナーでしか味わえないユニークな料理を楽しめるのは嬉しい。

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次々とサーブされる料理に舌鼓を打つのに忙しく、美しい料理を撮影することをすっかり忘れていた。はっと思い出した時はもうデザートの段階に達していた。せめてこれだけ、と「甘酸っぱいフランボワーズ風味のチョコレートムース・伊豆高原産ニューサマーオレンジソルベ添え」をカメラに収める。

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そして最後に宇佐神本人が挨拶を兼ねて「マイウェイ」を熱唱。実は宇佐神はNHKのど自慢に出演したほどの達人なのだ。料理でなくこちらの道に進んでも大成しただろう。一芸に秀でる人は他の分野でも優秀だというのは本当だった。

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ところでこの催しをコンサートと比較してみたら興味深いことに気がついた。宇佐神本人はもちろん調理が達者だが、今回のような大規模なディナーは他の料理人グループに指示して全体をまとめるという進め方だったと推測する。音楽に例えると作曲家 兼 指揮者だ。ベートーヴェンが自作の交響曲を指揮するようなものだろう。すると実際に調理した料理人は演奏家ということになる。

さて音楽のコンサートの場合は演奏家が有名だと、チラシやプログラムに指揮者と並んで大きく名前が出される。これに対してディナーの場合は作曲家・指揮者(総料理長)の名前のみ記されるが、演奏家(調理人グループ)の名前は言及されない。最後に出口で料理人グループが見送りの挨拶をしてくれたのが観客(私たち)と唯一の接点であった。これは少しかわいそうだと思った。せめてプログラム(メニュー)の片隅に名前だけでも列挙されれば、料理人がそれを家族に見せ、胸を張ることができるだろう。

また音楽のコンサートの場合はプログラムに「曲目解説」が書かれるが、ディナーの場合はそれが無い。もっとも解説となるとレシピを書くのか、ということになるが、それは企業秘密を含んでいるからダメなのか(笑)。では調理方法は多少ぼかして書くとして、味わい方のヒントとか、そういう内容が添えられているともっと料理が深く味わえるのではないかと思った。例えば「鮑(あわび)の菜園風」は西洋的な調理方法だと思うが、日本の調理方法とどう違うとか、そういう説明があると嬉しかった。

また生バンドが入って定番を何曲か流してくれたが、メロディーは知っているのに曲名が思い出せない。演奏曲のリストがあると良かったな。演奏は素晴らしかった。例えばサックスは小さい音を滑らかに続けるところが多かったが、よく吹けるなと思った。

楽しい時間を過ごせました。ありがとうございました。

2008年10月 5日 (日)

初めて食べたサムゲタン

2008年10月3日(金)
昔の同僚と韓国料理「ハヌリ」(恵比寿)に行った。

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少々風邪気味だと言ったら、その同僚がサムゲタンを勧めてくれた。滋養分が多く風邪に効くだろうということだ。試しに食べてみたら、美味しいし何となく薬用効果がありそうな感じがした。

そしてサムゲンタンといえば、お世話になっている「中年とオブジェ」さんが自ら調理されたことを思い出した。料理の世界も広くて深そうだな。

2008年7月20日 (日)

ティーラウンジ AGORA

JR田町駅から慶応義塾大学に向かう途中に「建築会館」があり、その一角にティーラウンジ「AGORA」がある。

この喫茶店のすごいところは、ル・コルビジェの弟子である吉阪隆正の今はなき「自邸」の模型が飾られていることだ。厨房・レジ近くの三角形状のテーブルにその模型はある。私はそのテーブルに陣取り、間近から自邸の模型を観察し、ケーキセット(500円ナリ)をいただくという贅沢を味わった。コーヒーもおかわりでき、1杯1杯挽きなおしというきめ細かいサービスが嬉しかった。

ところで「AGORA」ってどういう意味だろう?古代ギリシャ語で「市民が集う広場」とかいう意味の言葉らしい。なるほど、ここは確かにコーヒーを飲む場所なのだが、それより本質的には人が集まる場所なのだ。

暑い夏。ホットコーヒーは体をさらに熱くするが、このティーラウンジ全体の清涼感で体温が下がった感じがした。

2008年2月 7日 (木)

毎年1回の河豚

2008年2月1日(金)
音楽仲間で河豚を食べに「にびき」に行った。刺身から雑炊までのコースにヒレ酒を堪能した。店内の撮影許可を取らなかったので写真は無しです。あしからず。

2007年12月24日 (月)

高校のクラスメートと忘年会

2007年12月23日(日)
高校の同級生の忘年会で平塚の「サルサ」に行った。某有名人の邸宅の近くだ。

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酒もうまいし料理もうまいし量もあるし・・・言うことなしだな。食べ物の量が多すぎて、お腹がパンパンに膨れて困った。こんな不平を言ったら罰が当たりそうだね。忙しい仲間が多く5人しか集まれなかったけど、そのうち二人が画家と陶芸家だった。40%がプロのアーティストだと会話も自然にアートの話題が多くなる。

でもどんな話が出ても、最終的には酒が美味しいという結論に導かれてしまうようだったな。そのせいか、話を聞いている時は感心してあいずちを打っているんだけど、後からその内容を思い出せないんだ。これって「何とか」になってしまったのかな?

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箸入れにまで焼きおにぎりが印刷されている・・・と思ったら海老だった。失礼しました。楽しい忘年会だった。

2007年11月23日 (金)

大倉山の地中海家庭料理

2007年11月23日(金・祝日)
朝、大倉山で明日のコンサートの直前練習を行った。駅から急坂を上り疲れたところで赤い実を撮る。これは南天だっけ?植物に弱いジョヴァンニです。
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練習が終って楽しいお昼。「地中海家庭料理 カヴァヌーラ」に行った。仲間はカレーを注文したが私は夕食にカレーを作る予定だったのでパスタにした。私は吸わないが仲間が灰皿を頼んだ。模様はなかなか面白いね。
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2007年9月 9日 (日)

練習後の「鳥しげ」

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野毛の「鳥しげ」は楽しい店だ。初夏に「トリオレヴリー」の練習後に行って味をしめ、こんどは「ハーフセンチュリー弦楽四重奏団」のメンバーで乗り込んだ。注文は小さい紙片にメモ書きして店の人に渡す方式だ。安くて旨くて言うことなし。これで栄養を摂取し、次回のコンサート(9月15日、イギリス館)もバッチリだな。

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