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2013年7月 7日 (日)

マルティヌーの知らなかった側面

「山中まりえ ヴィオラリサイタル」(横浜市栄区民文化センター リリスホール)に行った。

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以前から聴いてみたいと思っていたマルティヌーのヴィオラ・ソナタ第1番を聴いた。私はマルティヌーの力強さがどこから来るのか確かめたいと思い、弦楽四重奏曲7曲のうち、第2,5,6番の小型スコアを買い込んで調べてみたことがあった。結論として、(特に速い楽章において)八分音符を上下させることによって生じる律動性がこの力を感じさせる源ではないかと思った。

今回のヴィオラ・ソナタ第1番を聴いてみたら、意外とおとなしく牧歌的に感じられた。これまで抱いていたマルティヌーのイメージから少し離れたわけだが、これは多作家であるマルティヌーの一つの顔なのだろう。

ヴィオラ奏者、ピアニスト共に一流メンバーなのに、ピアノの響きが悪く演奏としては物足りなかった。これはホールの構造のためと思われる。弦楽器はよく響くがピアノは音が割れるのである。その証拠に、プログラムに2曲含まれていた無伴奏の曲ではヴィオラが美しい音色を奏でていた。

なおプログラム最後のブラームスのソナタ(オリジナルはクラリネットとピアノ)は以前私が所属していた音楽同人SAPAのコンサートにおいて、崎川氏のクラリネットで演奏された曲だ。懐かしかった。

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