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2013年6月 9日 (日)

画廊の夜会

毎年恒例となった「画廊の夜会」だ。これまでは金曜日の夜に開催されていたが、今年は土曜日の昼から夕方まで行うというので行ってみた(昼間なので夜会ではなかったが)。金曜日の都合が悪かったので丁度よかった。

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冊子の案内を見たら日動画廊の「ニコル・ボッテ展」が面白そうだと思い、訪問したら本当に楽しめる作品が多かった。しかし実はこれは困ったことなのだ。なぜかというと、同画廊やギャルリーためなが等、老舗の画廊に行ってしまうと他の小規模な画廊を訪ねる時間が制限されるからだ。

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この「夜会」のような催しは、有名どころではなく、普段足が向かない小さな画廊を巡り、一つ一つの画廊の個性と良さを認識するチャンスを与えてくれると考える。だから良く知っているところは参画せず、日頃二番手に甘んじている画廊だけが参加した方が意味があると思うのだがなあ・・・。

まあでも、銀座のアート業界ではそれなりに事情があるかと思うので、上記のような考えが有力な意見になるかどうかは疑わしい。いずれにしても、今後この企画がどのように変遷してゆくか楽しみだ。

ところで私が以前から関心が高かったのは「東京画廊+BTAP」だ。毎回地道にしっかりした企画をするというイメージがある。今回も地味だが「呉強 個展」が開催されており、されており、37才という若手の山水画を楽しんだ。

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同行したブロガー「中年とオブジェ」さんは「一見古めかしい絵画だが、色使いに現代性を感じる」というようなコメントをしていた。私も同感である。このように伝統を重んじてはいるが、同時代性の要素も併せ持つ作家と作品には興味がある。

時間の制約があり、あまり多くの画廊を回ることができなかったのが残念だった。来年はもっと楽なスケジュールを組もう。

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コメント

いろいろと下調べしていただき、有難うございました。
1階にあって、外から見える画廊でもなかなか入れないので、こういうイベントは嬉しいです。
冊子は、読むだけでも楽しいですね。

急遽アートアイランズに行くことにしたためにタイトなスケジュールになってしまいましたね。来年は金曜の夜、時間をゆったり取って臨みましょう。

絵をみるとすぐに知っている巨匠の作風を思い出して鑑賞してしまいます。
山水画は輪郭の捉え方がゴーギャンに似ているような気がして、頭の中で、色彩を塗り替えて遊んでみました。

バロンママさん、示唆に富んだコメントありがとうございました。

絵画を鑑賞する際に、作品そのものの構成、色彩などを味わうと共に、他の画家の作品と比べてみることがありますね。バロンママさんはそれをさらに一歩進めて、目の前の作品を題材にヴァリエーションを創造するのですね。

音楽に例えたら、ある作品のメロディーをもとに変奏曲を作曲することに似ていると思いました。お蔭で今後、アート作品に接する際の愉しみの幅が広がりました。

アートアイランズの交流パーティー
楽しかったですね。

あの晩は飲みすぎてしまいました。
これぞ
アート&イート!

上記はコメントするエントリ、間違えてしまいました。

呉強の水墨画、私にはエルンストのデカルコマニーに見えました。

テツさん、同行ありがとうございました。

同じ作品を観て、それぞれ異なった印象と考えを抱くというのは面白いですね。「僕はこれがいい」「あっ私も好きよ」という小学生のような同調性も仲間意識を高揚させますが、このように一人一人が独自の眼でもって作品に対峙し、意見を表明するのはとても興味深いことです。今後も同様の活動をぜひ続けましょう。

エルンストとは・・・。
恐れ入りました(・・);
あの晩♪ナイト・イン・チュニジアを聴けるとは思ってもいませんでした。
盛りだくさんな一日、皆様ありがとうございました。

テツさん、エルンストとかジャズとか、面白いことの援護射撃ありがとうございました。

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