« 空想の建築 | トップページ | 「世界初」の条件 »

2013年6月18日 (火)

末永敏明 絵画展

末永敏明 絵画展(成城さくらさくギャラリー)へ行った。

001

末永敏明の絵は楽しい。今回の展覧会のDMで送られてきたチラシを一目見て、その魅力に引きつけられてしまった。会場で実際の作品を観たら、もっと楽しかった。

末永作品に接して不思議に思ったことがある。それはある種の様式化ということだ。

末永敏明の絵画には様々な色に塗り分けられた♪地層や、赤い♪斑点がほとんどの作品に登場する。またこれらの「部品」は作品によって異なる役割を担わされる。例えば赤い斑点は海中の風景においては魚が吐き出す息による気泡を、そして野山の風景においては果実あるいは樹木などを表現する。

こう書いてしまうと、末永敏明は限られた「部品」を順列組合せを変えることにより「使い回し」しているのかと思われかねない。実際にそういう側面はあるかもしれない。しかし不思議なことに、数多く並んだ末永作品を順番に観てゆくと、それぞれの作品に個性が光り、決してマンネリズムに陥ったりはしていない。そこが末永敏明の腕前であり、個性なのだろう。

002

この展覧会はお勧めである。会期は6月30日(日)まで。残りあと1週間半だ。

« 空想の建築 | トップページ | 「世界初」の条件 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/163862/52090148

この記事へのトラックバック一覧です: 末永敏明 絵画展:

« 空想の建築 | トップページ | 「世界初」の条件 »

最近のトラックバック