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2013年6月 4日 (火)

水彩画 みづゑの魅力

「水彩画 みづゑの魅力 明治から現代まで」(平塚市美術館)を観た。絹谷幸二展と一部会期が重複しての開催だった。

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未知の作家に関しては作品との出会いが新鮮だった。既知の作家の場合はこれまで馴染んできた作品群との比較を考えてみた。作家別に感想を述べる(作家名の五十音順)。

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♪麻生三郎:「人-8」は若手画家・山内若菜の筆致を想起させるものがあった。麻生の作品を観ていると、なぜか無視できず、アンケートが取られたら、率直にどんな意見を抱いても、オリジナル作品を前にしたら、ただただひれ伏すしかない。
♪大下藤次郎:作家を知らなかった。「早春」は小さい画面いっぱいに並んだ樽が印象的だった。
♪小熊秀雄:文学・美術の両方に通じたマルチ知識人だ。この人の才能はすごいと思う。どちらかというと文学がより得意ではないかというイメージを持っていただ、なかなかどうして絵も達者ではないか。
♪古賀春江:既知の作家。キュビズムやクレーの子供のような幻想の模倣の域を出ない作品ばかりだった。後年の個性ある幻想画と比べると見劣りした。
♪竹中美幸:作家を知らなかった。「やわらかな芽」なんていいなあ。
♪難浪田史男:既知の画家。好きな画家の一人だ。限りなく広がる幻想の世界。いいなあ。♪野見山暁治:既知の画家。今回の展示も悪くなかったのだが、本気を出した作品の中にはもっともっとインパクトが強い作品があったと思う。
♪村山槐多:既知の作家。今回の展示に限らず、私はこの作家が好きになれず、作品もいいと思ったことが無かった。夭折の画家ということで同情票が集まっていると思うが、その要因を取り除いても高い評価を受けるのだろうか?
♪萬鉄五郎:既知の作家。「夕陽の砂丘」は夕焼けに染まった砂丘の色が鮮やかだった。

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