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2013年5月 5日 (日)

SICF 14

「SICF 14 (第14回 スパイラル・インディペンデント・クリエーターズ・フェスティバル)」(スパイラル:南青山)に行った。

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「様々なジャンルのクリエーター100組によるアートフェスティバル」という副題がこの展覧会の内容を端的に示している。その会場の様子は冊子の見開きページを見ればよくわかる。

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100組のクリエーターが50組づつ開催日を分けて出展しており、私は「Date A」に行った。既知の作家が参加しており、その支援者に音頭を取ってもらったのだ。以下、気になった展示について作家・ユニット名の五十音順に感想を書いてみる。

♪及川有沙(リボン構成)
同行した中年とオブジェさんが作家と作品について感想を述べたが、それが的を得ていると思ったので紹介させて戴く。

『及川有沙はたった1種類のリボンを用いて、切ったり折り曲げたりしながら抽象的な構成を作っている。それが音楽でいうところの「ミニマル・ミュージック」のようだ。そしてそこには余計な装飾が無く、ただ単にリボンのミニマル的構成だけがある。小手先で飾りを付けるのではない。この行き方は、淘汰が激しい現代アートの中にあって永く残ってゆくであろう。』(言葉使いは若干異なるかもしれませんが、内容的にはおおよそこのようなことでした。)

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♪サイトウナオコ(平面・立体)
既知の作家で、その絵の上手さはよく知っていた。今回は「ハルオ」と名付けられた子供の立体作品が多数戯れ、楽しい空間を作っていた。絵画作品が一つだけ展示されていたが、古紙に描かれ、渋い中に強い印象を受けた。

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♪SAWADA, Masaya(金属)
既知の作家。万力などの金属加工器具の10分の1のミニチュアが並べられていた。理屈抜きに楽しい。この名刺の裏の写真は一つの作品だけだが、会場にはたくさんの作品が並べられていて賑やかだった。

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♪白川和子(ガラス)
作家自身が制作した吹きガラスの球体を天井から多数吊り下げ、美しい光景が現れていた。球体には波うつような紋様があったが、これはガラス成形の過程で生じてくるものらしい。今後も続けて作品を観たい作家だ。

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♪N∩I(ヌイ)(映像+造形)
布川史織と生永麻衣のユニットで、動画をワイングラスの一群をとおして映写することにより幻想的な映像を産み出していた。

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♪藤野優里(切り絵)
電子的処理でかなりの事ができる現代にあって、ハサミで紙を切るという手作業による造形創造は貴重だと思う。そういう意味で今後も手作りの良さを継続発展していって欲しい作家だ。

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