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2013年5月17日 (金)

坂口紀良 絵画展

「坂口紀良 絵画展」(成城さくらさくギャラリー)に行った。

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抽象画を好む私だが、坂口紀良の作品は具象でありながら楽しんで鑑賞することができた。優れた作品はスタイルがどうこうという事を超えて鑑賞者を喜ばすことができるのだろう。

私がなぜ抽象を偏愛するかという理由の一つが今回の展覧会で見えてきた。それは抽象絵画の場合、過去に得た(中途半端な)知識が邪魔せず、純粋に目の前の作品に向き合えるからだ。

一方、今回展示された坂口作品のような具象絵画の場合は、頭の中で似ている作品を探し、見つかったらそれとの比較をベースに鑑賞するという(悪い)癖が出てしまうのだ。例えば会場に入ってまず感じたのはラウル・デュフィに似ているな、という点であった。そしていくつかの作品を観ていったら、こんどはマティスの色面構成との比較を考え始めていた。

このような鑑賞の仕方は、ストレートに作品に入っていくのではないので、あまり良いとは思わない。しかし過去の記憶はどうしても出てきてしまう。もっと子供のような素直な目で作品に向き合うことは出来ないものであろうか?それが具象絵画を鑑賞する際の私の課題である。

坂口作品は、以上のような事を私に教えてくれた。

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