AOSPメンバーによるクラシックミニコンサート
地元百貨店のイベントの一つ「AOSPメンバーによるクラシックミニコンサート」(さいか屋 藤沢・7階特設会場)に行った。
AOSPとはAcademy of Symphonic Proの略で「プロ・アカデミー室内管弦楽団」のことだ。その設立の意義・目的を同楽団の音楽監督・飯田大介のサイトから拾った:
・フリー奏者へ高い演奏環境の共有と体験の場の提供
・ソリスト教育を受けた者が、より自由にオーケストラと演奏できる機会を提供し、
若手および有能な演奏家の発掘と支援、育成を互助する環境の提供
・音大卒・相当程度の技術を習得した者が更なる向上のための環境の提供
なるほど、若手の育成に貢献しているのか。今回の演奏の「育成」されている若手中心だったが、演奏は素晴らしかった。若手と言って侮ってはいけない。目隠しテストしたら、「一流」と呼ばれるプロと変わらないと思った。
ヴァイオリンはキリっとした演奏でカッコ良かった。オーボエはフルートのように指が回って吹きこなしていた。電子ピアノは小気味いいリズムを作っていた。ダブルベースは、、まるでジャズにおけるウッドベースの達人のようだった。
同じフロアで「鉄道のりものフェスタ」が開催されており、時おり汽笛の音が邪魔をしたが、子供を喜ばせるイベント会場だったので、これは仕方ないと思う。しかしこんな達者な演奏を無料で聴けるとは、もったいない感じがした。
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