100年前のピアノ コンサート
「サロンコンサート~100年前のピアノと~」(ブラフ18番館:横浜山手)に出演した。
前半はピアニスト「よいこ」(仮名)のソロ。ヴァーグナーとヴェルディの聴き比べが骨子であった。
後半はピアノ三重奏のユニット「トリオ・レヴリー」として「よいこ」に加え、ヴァイオリンの「じゅんちゃん」(仮名)と私が参加した。3曲のアヴェ・マリア聴き比べ(シューベルト、グノー、カッチーニ)およびモーツアルト作曲「ヴァイオリンヴィオラの為の協奏交響曲」変ホ長調 K.364 という意欲的なプログラムを組んだ。
アヴェ・マリア3曲はすべてピアノ三重奏向けの編曲版を使った。どの編曲も良く出来ていると思った。私も編曲を行うが、この3人の仕事の素晴らしさには到底及ばない。編曲者とそれぞれの特長は次の通り:
♪シューベルト:山口景子(ヴァイオリンとチェロの両方の出番を作る)
♪グノー:中山育美(高度な技術を持たなくても楽器の特性が出るような編曲)
♪カッチーニ:井関るみ(軽妙で楽しいジャズ風のアレンジ)
モーツアルトの独奏ヴィオラパートは私がチェロの為に編曲した。ヴィオラとチェロは音域に1オクターブの隔たりがあるが、4本の弦はみな同じ音である。従って音を1オクターブ下げれば、基本的にはヴィオラと似た運指で弾くことができる。
ただしメロディーなどで低音域がサマにならない場合は1オクターブ上げるなどの調整を行った。その場合は運指が難しくなる。
もともとヴィオラの為の書かれた譜面なので、楽器性能が劣るチェロで弾くと細かい音符が辛い。あまり速く弾くと指が回らなくなる。案の定速いパッセージではスラーがかけられず、1音づつ切って弾くなどして凌いだが、ギシギシした音になってしまった。
聴いて下さった方々、お聴き苦しい場面があったかと思います。すみませんでした。よいこさん、じゅんちゃん、お付き合いありがとうね。
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