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2013年2月21日 (木)

美術アーカイブ:2000年(5)デペロの未来派芸術展

「デペロの未来派芸術展―20世紀イタリア・デザインの源流」(東京都庭園美術館)の記録。チラシの表面に取り上げられた作品は「摩天楼とトンネル」。

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ニューヨークを旅した後書いた記事「米国旅行:近代美術館で観た未来派作品」ではこのデペロの展覧会と未来派の作品について感想を書いた。また「半券の復権 その1」ではこのデペロの展覧会の半券を取り上げた。絵文字で楽しさに満ち溢れていたからだ。

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半券に採用された作品を紹介しよう。左から:
「ヴァニティー・フェア」誌・表紙のデザイン
「摩天楼とトンネル」(チラシ表面と同じ)
「新未来派演劇」ポスター(チラシ裏面にも採用)
「雷鳴の作曲家」(チラシ裏面にも採用)
「踊り手たちの力学」

そしてチラシの裏はこうなっている。

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私は「半券の復権 その1」でこのチラシの裏面について次のように感想を書いた:
半券の絵文字に使われている作品が2つ程度見える。紹介されている作品のどれもみな楽しさに満ち溢れている。原色に近い派手な彩色でも嫌味を感じさせないのはさすがイタリアの感性だ。

チラシ裏面の作品を紹介しよう:
左上:「未来派デペロ」シンボル・マークのデザイン
2段目左:「新未来派演劇」ポスター
2段目中:「カンパリ・・・食前酒」広告
2段目右:マリオネットのパレード「造形バレエ」
3段目左:広告塔のデザイン
3段目中左:「雷鳴の作曲家」
3段目中右:「小鳥の運動」
3段目右:「女の子の構造」
下:「鉄槌を打つ人々」

以上のどこにも採用されていなかったが、絵葉書になった楽しい作品がある。「ヴォーグ」誌・表紙のデザイン(習作)「汽車を待って」だ。
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デペロは典型的な未来派ではないが、未来派に近いデザイナーという呼称が似合っていると思う。その活動は多くのジャンルにわたり、観ていて楽しい。

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