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2013年2月19日 (火)

時の彷徨Ⅱ

「時の彷徨Ⅱ」(みなとみらいギャラリーA室)に行った。立体・平面の佐藤千博と書の鈴木鵬舟のコラボだ。

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♪鈴木鵬舟の作品は初めて観た。案内パンフには「初一念」が紹介されていたが、文字と絵画の中間的なたたずまいで楽しかった。

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私が好きになった作品は「いこい」だ。小さな書なのだが、月並みな表現ではあるが、そこに小宇宙の広がりを感じた。

♪佐藤千博の作品は藤沢市民ギャラリーで既に観たことがある。案内パンフには「流」が紹介されていた。曲りくねる線刻の集合体が水の流れを感じさせた。

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佐藤千博の展示作品は絵葉書になっていた。これは「記憶する水」。

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昔のコンピュータシステムでいう「DASD」みたいだなあ。(何の事かご存じない方、すみません。単なる回想です。)

これは「記憶する水(水路)」。

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この絵葉書ではよく見えないが、上部に溝が彫ってあり、水が一直線に張られている。いずれの作品も「水の記憶」というコンセプトが目を引いた。

また「水辺の空気Ⅱ」という一対の作品が展示されていた。これはすりばち状に彫られた円形の凹面に水が張られた立体が左右に2つ並んだものだ。左のすりばちの中には黒いまっすぐな短い棒が数本、様々な角度をもって散らされていた。一方右のすりばちの中には麦の穂が一つ、横に置かれていた。

私はこの一対の作品から、練馬区美術館で観たグスタフ磯江の遺作展を想いだした。特に右の部分は磯江の「薔薇と緑青Ⅰ」を想起させる。

鈴木鵬舟と佐藤千博の競作は今後も続けて観てゆきたい。

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