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2013年1月28日 (月)

美術アーカイブ:1999年(6) 島田章三展

「かたちびと-島田章三展」(平塚市美術館)は楽しい展覧会だった。

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「かたちびと」のスタイルは長期間にわたり継承されてきている。もし島田章三の絵を好まない人がいるなら(そういう人はいないと思うのだが)これをマンネリと呼ぶかもしれない。

私は島田章三の絵が好きなので、好意的な表現になる。「かたちびと」連作は類似の作品が続いているが、それぞれの作品は変奏曲のように微妙に変化しつつ、独自の個性が光っている。

島田章三の作品は、多くがキュビズムにベースを置いているように見える。キュビズム好きの私にとっては、それがまた島田章三のたまらない魅力につながっている。

例えば「卓上の静物」は、構成といい色彩といい、まるでブラックだ。

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冒頭に書いたことの繰り返しだが、島田章三を好まない人はこれをブラックの真似と呼ぶかもしれない。それに対して私のような擁護派は、キュビズムのエッセンスを取り入れて、それを日本的に咀嚼し、さらに血の通った作品に昇華させている・・・と言って対抗したくなる。

ひいきの画家・島田章三の作品の魅力は尽きない。

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