« 中田太陽 陶展 | トップページ | 平塚市美術館「新収蔵品展」 »

2012年11月25日 (日)

ちいさなコンサート

「-歌とヴァイオリンによる- ちいさなコンサート」(旧横浜ゴム平塚製造所記念館《八幡山の洋館》)に裏方として参加した。

Img

妻ジョアンナ(仮名)ほか知り合いが演奏したので演奏の感想は差し控えるが、それに代えて今回数曲演奏することになった作曲家 尾崎和子の作品について感想を書く。

ソプラノのための「北原白秋の詩による歌曲」中の「南の風の(母に)」では下降のゼクエンツが出てくる。短調の主和音までたどり着いて、さあ次は短調のドミナントだろうと心が準備されていたら、突然長調の属七が鳴った。

この切り替えしは突然の場面転換といった感じだ。もし私が同じようなゼクエンツを作ったら、素直に短調のドミナントに繋げただろう。このように音を構成するには勇気がいるのではないかと思った。思い切りの良さに敬意を表したい。

この「北原白秋の詩による歌曲」に含まれる歌曲作品は、一つ一つの作り方が異なっていた。例えば音を少なく簡素にした曲もあれば、分散和音の伴奏で軽やかに流す曲もあるという具合である。これはそれぞれの詩の性格に合わせたのであろう。

以上のように、尾崎和子の作品は作曲をするうえでの様々なアイデア、考え方において参考になり、かつ良い刺激となった。

« 中田太陽 陶展 | トップページ | 平塚市美術館「新収蔵品展」 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/163862/47976156

この記事へのトラックバック一覧です: ちいさなコンサート:

« 中田太陽 陶展 | トップページ | 平塚市美術館「新収蔵品展」 »

最近のトラックバック