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2012年11月 9日 (金)

美術アーカイブ:1998年(2) ロシア・アヴァンギャルド

アート愛好家の仲間の間で横浜美術館の評価が低い。企画がつまらないし、展示室のレイアウトが良くないというのである。私はレイアウトは気にならないが、企画は確かに興味深いものが少ないように思う。

その中で「美術と演劇 ロシア・アヴァンギャルドと舞台芸術 1900 – 1930」は面白い展覧会だった。内容も良かったのだが、もう一つ忘れてはならない点がある。それはチラシのデザインだ。

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そして半券はチラシと異なるデザインが採用されている。

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さらに図録の表紙も、一部チラシと重複するものが見えるが、異なるデザインである。この「配慮」が展覧会を楽しくさせている。

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図録表紙といえば、展示作品の中にアレクサンドル・アレクサンドロヴィチ・ヴェニスンの図録表紙デザインがあった。キュビズム的なので気に入って絵葉書を購入した。

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アヴァンギャルドな志向を盛り上げてゆこうという意志が注入されているようだ。こんな表紙の図録なら即購入だろうなあ。

おお、そしてもっとキュビズム度が高い作品があったぞ。これはファン・グリスの絵画か?

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実はリュボーフィ・セルゲーエヴナ・ポポーワが制作した「大臣の書斎」の舞台デザインだ。本来単独の芸術作品ではなかった舞台デザインでも、このように高水準で描かれているのが嬉しい。

このようにキュビズム愛好家にとっては、とても楽しい展覧会だった。チラシの裏面も形態と色彩が飛び跳ねて踊っているようで楽しい。

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