« 美術アーカイブ:1998年(5) イタリア美術1945-1995 | トップページ | 笠井誠一のノコギリの絵に救われた話(FLEURI展) »

2012年11月16日 (金)

スウェーデンから来た現代アート展

「CONTEMPORARY ART FRM SWEDEN スウェーデンから来た現代アート展」(横浜赤レンガ倉庫1号館)に行った。赤レンガ倉庫の開館10年を記念したイベントだ。スウェーデン、日本双方のアーティストが創作を競う形になっていた。

Img

先日横浜市民ギャラリーで開催された「‘12横浜展 」で観た♪右近多恵子の「佇む人々」にまた会うことができた。ARTシャワーの展示では風船状のオブジェが7つほど列をなしていたが、今回は2つに減っていた。しかしコーナーに展示され、周囲の作品とある程度の距離があったので、インパクトはむしろ今回の展示のほうが強かった。

♪きたがわゆきこの平面作品「 Mind’s eye 」は、♪山内憲介の作曲した音楽とのコラボだった。用意された2つのヘッドフォンで異なる2曲を聴いた。

向かって右側の曲は1つの音が音高を変えずに繰り返し鳴り、それを軸として様々な音がまとわりついて発展してゆく作り方だった。周囲の音は上行音階、下行音階、3度の跳躍、ただ一つの高い音など様々だった。また踏切や列車の音、人間の声まで取り込まれていた。「ミュージック・コンクレート」の手法を織り交ぜていたのだ。

向かって左側の曲はミニマルミュージックだったが、単一のメロディーを重ねてゆくのではなく、数種類のモチーフを音色等を変えながら構成してゆく作り方だった。キュビズムに対する総合的キュビズムに似ているから「総合的ミニマル」(ジョヴァンニの造語)と呼んでみたくなった。

たまたま日本人作家だけを取り上げてしまったが、他にも気になる作品がいくつかあった。これまでこのような企画に対するアンテナが低かったが、今後は注視してゆきたい。

« 美術アーカイブ:1998年(5) イタリア美術1945-1995 | トップページ | 笠井誠一のノコギリの絵に救われた話(FLEURI展) »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/163862/47868307

この記事へのトラックバック一覧です: スウェーデンから来た現代アート展:

« 美術アーカイブ:1998年(5) イタリア美術1945-1995 | トップページ | 笠井誠一のノコギリの絵に救われた話(FLEURI展) »

最近のトラックバック