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2012年10月14日 (日)

佐藤和彦 陶展

「佐藤和彦 陶展 ~楽茶碗と粉引の器~」(かまくら陶芸館)に行った。

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折りたたんだ厚紙で作られた案内冊子は洒落ていて嬉しかった。佐藤和彦は既に売れっ子の陶芸家だから、宣伝に注力しなくても展覧会には人が集まるだろう。でもやはり、立派な案内書は、受け取った人を喜ばせるという点で作ったほうが総合的な効果があるのかなあ、と思った。

会場となった「かまくら陶芸館」は和食レストランとクラフトショップの両方の機能を持つ画廊だ。北鎌倉駅に近いという場所柄、敷居が高そうなイメージがある一方、観光客向けのサービスを行う庶民性も求められるところだ。

今回の展覧会でも、格式がある佐藤和彦の作品展示の脇に、廉価な土産物の棚があり、いかにも観光客が喜びそうなグッズが売られていた。

佐藤和彦作品も(土産物の値段とは多少の開きがあるが)来店客があまり背伸びしなくても購入できる価格で売られていた。芸術品であり、かつ日用品でもある器が多くの人の手に渡るのは良いことだ。

私はアヴァンギャルド寄りの作品を好むので、今回の展示の中では多角形が寄り集まったような形状の花器が面白かった。そのうちいくつかは売却済の赤いシールが貼ってあった。同じような趣味の人が何人かいたのであろうか。

今回は(すでに面識がある)作家に会えず残念だった。作家在廊日は案内冊子に書いてあるので知っていたのだが、どうしても日程が合わなかった。

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