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2012年10月15日 (月)

美術アーカイブ:1995年(1) ハピィ氏橋 個展こてん

「ハピィ氏橋 個展こてん ・・二番煎じ・・」(空想ガレリア:銀座)は展覧会名からしてノリノリである。

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案内はがきの裏を返してもそれは続く。「企画 ぐうたら舎」とは、これまたひねもすのたりの雰囲気が漂う。
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ハピィ氏橋とはどんなアーティストなのであろうか?
♪ハピィ氏橋は、材木問屋の三男坊である。
木場といえば材木屋だな。
♪ハピィ氏橋はスポーツマンである。
 大学野球ではピッチャーだったらしい。
♪ハピィ氏橋は邦画が好きである。
 任侠もの、人情もの等のポスターを描いた。

私はハピィ氏橋の作品を一つ所有している。それは「マルチメディア」というタイトルが付けられた絵画である。材木問屋の裏に置かれた丸太に、少し離れて男の子と女の子が腰かけている。お互いに好き合っていそうである。なぜなら二人は糸電話で楽しそうに話をしているからだ。そして男の子が糸電話の会話中、ラブレターを折りたたんで紙ヒコーキを作り、その女の子に向けて飛ばしている。

なるほど、電話というハイテクと手紙というローテクのマルチのメディアによる愛情表現というわけか。ハピィ氏橋は邦画ポスターだけでなく、このように微笑ましい光景を描いた絵画作品も生み出すアーティストだったのだ。

ハピィ氏橋とは久しく会っていない。どうしているかなあ。元気でノリノリの絵を描いているだろうか。

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