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2012年9月10日 (月)

Intellectual展

「<ユニット企画展> Intellectual展」(Gallery Q:銀座)に行った。

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画廊がイニシアティブを取って5人のアーティストの作品を紹介するという企画だった。長方形の会場に平面・立体の作品がぐるっと並べて展示され、壮観だった。

♪依藤奈奈(よりふじ なな):案内葉書の左上(但しこの作品は展示されず)
知り合いの画家。以前は横縞の抽象画を主に描いていたようだが、今回は縦になっていた。また以前よく見られたシルバーの縁取りが消滅し、異なる色の帯が隣り合わせに描かれていた。この変化を見て、モンドリアンの黒い線の消失を思いだした。以前の作品も良かったが、今回のタイプも明るくていいなあ。

♪長島正志(ながしま まさし):案内葉書の上中
水の流れに彩色したような有機的な抽象で、安らぎを与えるような穏やかな作品がいくつかあった。こういうのは好みだ。

♪黒澤 潔(くろさわ きよし):案内葉書の上右
コンセプチュアルな立体作品が中心だった。手作りの作品写真集を見せてもらった。センスがいいなあ。その小冊子がとても素敵だった。

♪後藤將義(ごとう まさよし):案内葉書の下左
ウルトラマンが好きで、その流れだというのだが、作品数点を観た限りでは、どちらかというと暗くて重い感じがした。サブカルチャーより正統派の美術というイメージがある。そう思ったのは私だけであろうか?

♪村上 郁(むらかみ かおる):案内葉書の下右
電球の中に絵葉書を封じ込めた作品が何ともいえない独特の魅力を放っていた。ロンドン留学の時の街と室内のイメージが影響しているのだろうか?

この企画は面白い。平面、立体、抽象、具象など作品の個性に広がりがあり、観ていて楽しいし飽きない。今後もこのような企画展を楽しんでゆきたい。

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コメント

ジョヴァンニさんのブログは私をギャラリーに勤めていた時に誘ってくれます。
モンドリアンは懐かしい・・・。
ハガキの作品はロスコーを思わせるのですが・・・。
今日は残念でした。
機会があったら、またご案内ください。

以前テレビで「ロスコのチャペル」という教会を観た記憶があります。ある一室の周囲の壁がみなロスコの絵で飾られているというぜいたくさです。現存するかな?

たびたびスミマセン。
ロスコーではなくサム・フランシスであったか、フランク?ステラ・・・。
世田谷美術館の図書館で調べてきます(汗)

依藤さん(葉書上左)の絵の色彩はサム・フランシスに似ていますね。好きな画家です。2000年のサム・フランシス展に行ったのですが、ブログを始める前であり、かつ美術アーカイブもまだ届いていない(苦笑)なので拙ブログには記事がありません。

ありがとうございました。
おかげさまで、昨晩はロスコーの教会にはじまり、気になっていた美術館のHPを楽しみました。
(^^)/

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