ナイトギャラリー
「ナイトギャラリー」(成城さくらさくギャラリー)に行った。昨年も同じ時期に開催され、足を運んだので今回が2回目だ。
会場には画家の♪中村英生が来ていた。今年の4月、同ギャラリーでの個展を観たばかりだったので作品についての記憶がはっきりしていた。私が抱いた感想は、旧来の日本画のイメージを覆すような洋風で都会的な光景が上品な色調で描かれている、というようなものであった。感想を直接作家に話すことが出来て有意義だった。
画家の♪福島唯史と弟子の♪張麗寧も来ていた。会場には福島の油彩「ダリア」が展示してあり、私はすっかり気に入ってしまった。全体的に構成感があり具象と抽象の中間ぐらいの感じが心地よかった。花弁が正方形に近い四辺形で描かれていたが、不自然に感じないのが不思議だ。近づくと絵具の盛り上がりがあった。全体を眺めると静的だが、このように細かい部分には筆の動きが感じられ、それらを行ったり来たりしながら眺めるのも楽しかった。
♪木下千里は、展覧会を開催する画廊等に所蔵版画を提供するという事を含め、アートプランニングの仕事をしていると聞いた。そういえば以前、企業に版画作品を貸出し、定期的に展示替えも行うというサービスビジネスがあることを知った。この種のビジネスには様々なパターンが考えられそうで面白い。
店主の青山多男(かずお)はクリエーター側と鑑賞者側の間をとりもつ仲介者の役割を演じていた。作家と来場者の共通の話題を興味が何かを考え、話題を作ってくれたのは嬉しかった。これには知識と経験が必要だろう。作家に関してはもちろん、私たち来場者の属性(どんな絵が好きか、など)まで把握している必要があるからだ。ありがとうございました。
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