三條弘敬と5人の画家たち展
「三條弘敬と5人の画家たち展」(成城さくらさくギャラリー)に行った。
これまで裏方に徹していたアートプロデューサー・三條弘敬(さんじょう ひろゆき)を一般の人に知らしめるという啓蒙的な展覧会だと思って観に行った。その事自体はさほど誤りではなかったと思うが、その内容が想像を絶する大きさだったので驚いた。
三條は、最近すっかり有名人になった千住博を世に出そうと考え、実行した。そのスケールが常人と異なる。ヘリコプターをチャーターして千住をハワイ島に連れて行ったり、ホノルルに千住のための家を購入したりしたのだ。そして極め付けは、千住に大きな作品を描いてもらうためにホノルルにアトリエまで建ててしまった。
千住博は、上記のような三條の後押しを経て一流の画家となった。もし三條がいなかったら、千住はどうなっていただろうか?もちろん千住は有能な画家としてある程度の地位を固めていっただろうが、現在のようなレベルまで達したかどうか?こう考えると、三條の存在がいかに大きいかわかる。
今回の展覧会ではいつもと異なり、展示作品だけではなくアートマネジメントに感動させられた。このような貴重な経験をさせて戴いた成城さくらさくギャラリーにまずは感謝しよう。そして私が同ギャラリーを知るきっかけを作ってくれた彫刻家の岩崎幸之助さんにもお礼を言いたい。
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