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2012年4月 2日 (月)

美術アーカイブ:1985年 帰国まで

この年、私はハワイから帰国した。ホノルルでの最後の半年間は慌しく描いたペン画の数はそう多くない。その中で面白いものを選んでみた。

♪聖パトリックの祝日

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聖パトリックはアイルランドにキリスト教を広めた聖人であり、3月17日は彼の命日で世界各地でパレードが行われる。この日はなぜか緑色のものを身につけるというしきたりがある。

この絵はパレードに参加した大道芸人を描いた絵日記だ。ハワイという田舎でも遠いアイルランドの聖人を祝う催しがあるのは興味深い。

♪牛の親子

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これは「巨匠の画家が軽いタッチで気まぐれに描いた味のある絵」をイメージした手抜き作品だ。巨匠と私のような素人の違いが最も顕著に表れる形であろう。恥ずかしさを乗り越え、笑いを取るためにアップしてみた。

♪花瓶と造花

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写実を好まない私が描いた写実だが、振り返ると写実は植物が多い。なぜだろうと理由を考えたら、一つ思い当たるフシがある。私は人物画が苦手なのだ。要するに絵が下手なのだが、人物は全くダメだ。動物も得意ではない。すると建物などの無生物は別として生命体を描くとしたら、植物とか昆虫ぐらいしか残らない。ハワイという場所がら、美しい花には事欠かないので、自然と植物が多くなったのだろう。

♪ハワイのアパート

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帰国が迫ったある日、ハワイで住んでいたアパートの部屋を描いてみた。窓の外に見えるのは運河の向こう側に林立するワイキキのビル群だ。部屋がずいぶん広く見えるが、これは私の技術の至らなさであり、実際はさほど広くない。右の壁ぎわに置かれたテレビみたいなものは、確かにテレビなのだがサイズは小型である。普通サイズだと思うとそれから類推して部屋が広く感じられるだろうけど・・・。

帰国後はアート鑑賞の機会が激減し、数年の間は年間に1,2回しか展覧会へ足を向けなかった。ハワイと日本での仕事の進め方の違いに慣れるまで余裕が無かったせいかもしれない。音楽活動に力を注いだのが理由かもしれない。

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