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2012年2月29日 (水)

美術アーカイブ:1981年(2)八木一夫展(風物詩仕立て)

私は八木一夫の作品が大好きだ。「八木一夫展 火と土のメッセージ」(東京国立近代美術館)は、これまで何百何十回と観た展覧会の中でも十指に入る楽しさだった。

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八木一夫の作品は、私が「アートはこうあって欲しいな」という理想形を満たしている。言い換えれば、私にとっては完璧な作品たちなのだ。それはどういう事かというと、作品に説明が不要だからだ。

八木一夫の経歴、作風の変遷、個々の作品の特色などを研究し、論じるのは立派な行いだと思うし、必要なことだと思う。一方、私は単なる鑑賞者の立場で純な眼で八木作品を観たい。そして作品のタイトルもいらない。

もっとも「ザムザ氏の散歩」のように、作品とタイトルがそれぞれ異なる芸術として独立し、かつ融合している場合は「タイトルと作品の優れたコラボ」としてタイトルを伴った形で鑑賞したほうが味わいが深いとは思う。ただ全体的には、八木作品にはタイトルも解説もいらない。作品を前にしてただ味わえば、それで満足だ。

今回は「風物詩仕立て」として、八木作品の代表的なものを並べてみたくなった。制作年代もあえて前後させ、ただ単に私が面白いと思う配列にするのだ。作品がいつ制作され、どんな名前を持ち、値段がいくらだというような属性を剥ぎ取った、作品そのものと向き合うための方策である。はたしてどんなたたずまいになるか・・・。

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