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2012年2月16日 (木)

美術アーカイブ:1980年(4) ニキ・ド・サンファール展

「ニキ・ド・サンファール展」は彼女の作品を愛した故・増田静江さんが上野に開設した「スペース・ニキ」で観た。その後、同画廊は那須で「ニキ美術館」として再オープンしたが、ついにそこも閉館となってしまった(限定開館の催しはあったようだが)。

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そういう経緯を振り返ると、増田静江さんの意気込みがそのまま形になって表れていた「スペース・ニキ」に行ったという事は、それだけで価値がある事だと思った。

当時私はピンクや黄色が原色でギラギラする作品をあまり良いと思わなかった。しかし、その特徴が良く出ている作品の絵葉書を購入し、大事に保管しておいた。

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それはなぜだろう?派手な作品は嫌いだと言っていながら、実はニキの作品が放つパワーに圧倒されていたのではないだろうか。

この展覧会の頃ニキはちょうど50歳。動く彫刻で有名なティンゲリーと再婚して9年。彼と一緒にポンピドゥー・センターの隣に『自動人形の噴水』を制作する2年前。要するにアートも私生活も充実していた時であろう。

今あらためてニキの作品の絵葉書を眺めていると、何となく元気をもらったような気がした。やはり私はニキの作品を無視できないのだ。これからも。

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