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2012年2月23日 (木)

美術アーカイブ:1980年(10)クレモニーニ展

「クレモニーニ展」(西武美術館 アートフォーラム)には「不確かな日常の影とエロス」という副題が付けられていた。

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この頃の私は、貪欲に様々なジャンルのアートを求めて展覧会巡りをしていた。そして何年か経った後に、好みが抽象、幻想、心象風景などに絞られると、興味ある分野の作品にしか目がいかなくなった。

この展覧会は、私の中で幻想・心象風景好みの心が形成されつつある過程で鑑賞した。そして、そのジャンルへの偏愛を私の頭の中に定着させたイベントのうちの一つといっていいかもしれない。

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クレモニーニの作品は、人物や周りの風景が写実的に描かれているのだが、どことなく不気味で心騒がされるものが多い。それがなぜなのか、理由がわからない。原因が解明できないから怖しいのだろう。それはクレモニーニの筆力によるものなのか。

レオナルド・クレモニーニは2010年に世を去った。もう作家本人に話を聞くことができない。彼の作品の特異な雰囲気の秘密は、結局闇の中だ。

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