« Piano Trio Concert | トップページ | 美術アーカイブ:1980年(3) ヴンダーリッヒ展 »

2012年2月12日 (日)

牧岡 良 個展

「牧岡 良 個展 2012 message」(art truth:横浜)に行った。

20120212___2

案内はがきを見て、かわいらしい猫をほのぼのと描くだけなのかな、と大変失礼なことを考えてしまった。しかし実際に個展に足を運んで作品を観たら驚いた。上手い・下手で言えばもちろん上手いのだが、そういう次元ではなく、作品に強いオーラが感じられたのだ。

特に「張子」という張子の虎の絵が気に入った。縦に沢山の細い線が走っている。それをバックにした虎の線描が何とも味わい深い。

またこの作家は仲のいい作家に額縁を作ってもらったという。珍しいのは御影石の額縁。重そうだが、不思議と作品にマッチしている。その他に木枠の額もあった。

そして面白いのは作家自身が作った額縁。出来合いの額縁をいくつか試してもフィットするものがないので、仕方なく自作したとか。昇天する龍を描いたものだが、さすがにぴったり合っていた。

さらに興味深いのは、作家自身が作った額縁を作品にあてがったら、作品の中に違和感のある部分があり、作品のほうを修正したという話だ。作品を安易な妥協で生み出さないという、作家の真摯な態度が感じられた。

« Piano Trio Concert | トップページ | 美術アーカイブ:1980年(3) ヴンダーリッヒ展 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/163862/44091542

この記事へのトラックバック一覧です: 牧岡 良 個展:

« Piano Trio Concert | トップページ | 美術アーカイブ:1980年(3) ヴンダーリッヒ展 »

最近のトラックバック