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2011年12月 7日 (水)

美術アーカイブ:1979年(1) ドローネー展

1979年に観た展覧会で最も印象深かったのは「キュビズムから抽象へ ドローネー展 ロベールとソニア」(東京国立近代美術館)であった。

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平面芸術で私が好むのはキュビズム、抽象、幻想の3つのジャンルだ。ドローネーは「オルフィスム」としてキュビズムと抽象の両方の要素を併せ持った作品を産み出したから、私の好きな3大ジャンルのうち2つも兼ね備えているわけだ。

では私はドローネーに本来のキュビズム作家たちより強く惹かれているかというと、必ずしもそうではない。むしろドローネーと交流の深かったジャック・ヴィヨンのほうがより私の好みに合っている。理由はヴィヨンの小気味いい直線構成のほうがドローネーの円環構成より好きだからだと思う。

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そうは言っても、やはりドローネーの色彩と柔らかい抽象構成は捨てがたい魅力を持っている。今後も私の最も好むタイプ(セザンヌ、カンディンスキー、クレー、ファイニンガー、ジャック・ヴィヨン、ベン・ニコルソンなど)の若干下のランクに属してはいるが、気になる芸術家として愛し続けるだろう。

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