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2011年10月18日 (火)

横トリ:黄金町-川をめぐるアート

2011年10月15日(土)
黄金町バザールは黄金町という「街」にアーティストが「入植」し、豊かで楽しい場に変容させるイベントだ。そして変貌した街は磁場となり、さらに別のアーティストを引き寄せ、同時に鑑賞者も誘致する。

一方、街に流れる川は昔から人々の暮らしを支え続けてきた。黄金町でも「大岡川」が古い時代から社会を見つめてきた。黄金町バザールのアートの中には、この大岡川を軸にクリエイトされたものもある。

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その典型が♪本間純の「鼻歌」だ。大岡川に沿って歩道を歩くと、どこからともなく鼻歌が聴こえてくる。そして川に目を向けると、そこにはいかにも鼻歌を歌いながら舟遊びを楽しんでいそうな人影が・・・。

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それは本間が作った立体作品だ。これだけなら、彫刻と音響を組み合わせた月並みなアイデアかもしれない。しかし本間はさらなる仕掛けをしていた。それは「八番館」に行くとわかる。そこには川で見た立体作品と同じいでたちをした人間と舟の動画が放映されていた。

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離れたところで作品同士を呼応させるこの手法は「旅のための洋服選び」の関本幸治も用いていた。

川沿いのてすりには本間の作品が展開されてゆく。

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つがいの鳩の向こうには新たな「鼻歌」が見える。

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「日ノ出スタジオ」の2階から大岡川に向かって突き出ているような物体は《「聴く」装置としてのエオリアン・ハープ》。♪生成音楽ワークショップと♪杉山紘一郎の作品だ。

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川の流れを邪魔しないような微かな音を発するこの電子楽器は、自然と人工物との歩み寄りを担っているようだ。

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大岡川沿いには地元(日の出町)生まれの作家・長谷川伸の碑がたたずんでいる。大岡川は美術だけでなく文学の世界も育んできたのだった。

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黄金橋からランドマークタワーを遠望する。

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黄金町は観光地の要素も持ち合わせていたのか。日が短くなってきた。夕暮れは近い。そろそろ喉を潤すものが欲しくなってきた。

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コメント

鼻歌おじさん、結構好きでした。
リンク頂いて帰ります。

楽しいやりとりが続きますね。みんなテツさんのおかげかな。

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