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2011年7月 2日 (土)

モホイ=ナジ/イン・モーション

2011年7月2日(土)「視覚の実験室 モホイ=ナジ/イン・モーション」(神奈川県立近代美術館 葉山)に行った。

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先に観た「ムットーニ ワールド からくりシアターⅡ」同様、おなじみF君から招待券をもらったのだ。F君何度もありがとう。



私はクレーとバウハウス命なので、バウハウスの教授陣はみな大好きだ。そもそも美術が好きになったきっかけは♪パウル・クレーの線刻だし、♪カンディンスキーの抽象画も中学・高校の頃から好みだった。この二人は別格で、個展だけでも複数回づつ観た記憶がある。

これに対して同じバウハウスで教鞭を取った他のアーティストはなかなか個展を観る機会が少ない。センスの上では抜群なのだが、作品が地味で数が少ないからだろうか。2004年には東京国立近代美術館でようやく♪ヨハネス・イッテンの個展が開催されたが、♪モホイ=ナジに関してはずっとおあずけで、今回が日本で初めての個展だ。嬉しさもひとしおである。

モホイ=ナジの生涯にわたる作品300点を観て思ったのだが、このアーティストは私の構成に対するあこがれを体現してくれている。言い換えれば、もし私に才覚と技量があったら、モホイ=ナジのような芸術家になり、モホイ=ナジのような作品を創造したかもしれないということである。残念ながらそれは空想上のことだが(苦笑)。

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年譜にはモホイ=ナジが出会ったアーティスト達の名前が散りばめられていたが、これがまた私の好みとぴったり一致したので嬉しかった。

◆1920年(25才) ♪シュヴィッタース、♪ハンナ・ヘッヒと出会う。(ハンナ・ヘッヒに関しては、2003年に町田市立国際版画美術館での個展を観た記憶がまだ新しい。)同年、ロシア構成主義の♪マレーヴィッチ、♪リシツキー、♪ロトチェンコ、♪タトリンに強い関心を抱く。

◆1923年(28才) ♪パウル・クレーの後任としてバウハウスで教鞭を取る。

◆1932年 ♪ベン・ニコルソンと知り合う。

◆1934年(39才)パリでの個展を機に♪ブランクーシ、♪アルプ、♪モンドリアンらと知り合う。

◆1935年(40才) ♪ハーバード・リードの勧めでロンドンに移り、♪ヘンリー・ムーア、♪バーバラ・ヘップワースと知り合う。(ヘップワースは彫刻作品「子午線」が絶品)

この展覧会は行って良かった。F君のおかげだ。

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