« 風物詩:雨の横須賀 | トップページ | ジャパン・クラシカ 第4回定期演奏会 »

2011年6月 5日 (日)

画廊の夜会

2011年6月3日(金)
昨年に続き「画廊の夜会」に行った。銀座の28画廊が夜9時まで開廊するという一夜限りのイベントだ。

__2

最も収穫があったのは♪東京画廊+BTAP(銀座8丁目)だった。案内冊子には「篠山紀信 銀座写真展(仮)」となっており、さらに「展覧会は延期とさせていただきます。」と書き添えられていた。

同画廊では昨年8月「杉山功 個展『神居 SANTUARIO』」を観ていた。その印象が良かったので、今回も内容は知らなかったが何か面白いものを見せてもらえるだろうという期待感があった。そしてその通りになった。

____3

今回は篠山紀信の写真に代えて、現代パキスタンのアートが展示されていた。題して「密やかな絵画―現代パキスタンのミニアチュール」。

___2

上記案内はがきに採用された図版はイムラン・クレシ(Imran Qureshi)の「This Leprous Brightness I」。ワシリ紙にグワッシュで描いたものだ。作品名は「ハンセン病の輝きⅠ」という重苦しいものだが、純粋に造形作品としての鑑賞にも耐えうる美しい作品だ。

今回の展覧会は、このイムラン・クレシが教鞭を取るラホール国立美術学院から輩出したアーティストのグループ展だであり、9名の作家が参加している。

私が最も気に入ったのはレハーナ・マンギィ(Rehana Mangi)の作品であった。そのうちの1つ「Circle」(円環)は、遠くから見ると白地に黒い円環が描いてあるように見えたので、最初はマレーヴィチの作品ような印象を受けた。しかし近づいてよく観ると、円環に見えたのは動物の体毛を円環状に並べて貼り付けてあったのだ。

ここで私は構成感と使用する素材の「自然度」が4象限で表現できるのではないかと考えた。次のような具合である:

4_2

このように、今回の「画廊の夜会」では新しい世界を知ったことと、それに伴って新たなコンセプトを思い付いたという収穫を得た。足を運んだ他の画廊でも得るものはあったが、この東京画廊の展覧会がインパクトの点で圧倒的であった。

« 風物詩:雨の横須賀 | トップページ | ジャパン・クラシカ 第4回定期演奏会 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/163862/40271210

この記事へのトラックバック一覧です: 画廊の夜会:

« 風物詩:雨の横須賀 | トップページ | ジャパン・クラシカ 第4回定期演奏会 »

最近のトラックバック