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2011年4月21日 (木)

美術アーカイブ:1976年(1)抽象と幻想展

「アート過去帖:1974年」の冒頭にも書いたが、この頃は西武美術館が絶好調だった。特にこの1976年には現在私の好むアーティストやジャンルに関連する展覧会が池袋の西武で次々と開催された。

その内容は、抽象と幻想、カンディンスキー、エッシャーなのだが、それら以外にもロダンを披露してくれた点で、私の趣味の志向を確立する基礎となった。

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今もし同様の展覧会が開催されたら、総花的で嫌だと敬遠するかもしれない。しかし当時はこのような企画(あれも、これも)の方が助けになったのだ。それぞれのジャンルで印象に残った作品は絵葉書を購入しておいた。

抽象の代表選手はカンディンスキー。「明るい楕円形の中」という楽しい作品だ。

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独自の幻想世界を拓いたのはジョアン・ミロ。「ギターを持つカタロニアの農夫」は呪術の記号のようにも見える。

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シュルレアリスムではマックス・エルンストを外せない。「孤独な木と夫婦の木」は、その発想の柔らかさも素晴らしい。

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シュールの継承でユーモアを交えた独特の魅力を発するのはルネ・マグリット。「野原のかぎ」とはまた面白い作品を産み出したものだ。

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このようにして、私の抽象・幻想好きが形成されていった。

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