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2011年4月23日 (土)

美術アーカイブ:1976年(2)キュービズム展

♪「キュービズム展」(東京国立近代美術館)により、私が好むジャンルのキュビズム、抽象、シュールレアリスム、幻想のジャンルが出揃った。

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いきなり余談だが、当時は長音記号を付けて「キュービズム」というのが主流だったようだが、現在では「キュビズム」と表記するのが習わしのようだ。どちらが良いかという議論はさておき、本記事ではそれらが混在することをあらかじめお断りしておきたい。

さて半券に採用されたのはファン・グリスの「静物」。ファン・グリスはキュビズム作家の中でもライオネル・ファイニンガーと並んで私が最も好む画家だ。ちなみにこの「静物」は、そのまま展覧会の図録の表紙も飾っている。

この展覧会は日本においてキュビズムへの関心と理解を広めることを目的としていたと思う。そういう点ではよく出来た企画だったのではないか。キュビズムの先駆者ともいえるセザンヌから始まり、様々なタイプのキュビズム作家と作品を紹介していたから。

セザンヌはこの展覧会のあたりから大好きな画家になった。これは展示された5点のセザンヌ作品の一つ「風景」。うーむ、セザンヌの絵はいつ観てもいいなあ。

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また先に開催された「シュールレアリスム展」同様、「日本におけるキュービズム的傾向」というコーナーを設けていた点も良いと思った。日本における先駆的作品は、やはり萬鉄五郎の「もたれて立つ人」だろう。

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恥ずかしいことに、当時私は作者の名前を「まんてつごろう」だと思っていた。この失敗をネタに、「良い子の皆さんは間違えてはいけませんよ」シリーズを思い付いた。(この話は過去の記事にも書いている。)

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