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2011年4月11日 (月)

美術アーカイブ:1969年

自分とアートとのかかわりを見つめ直したくなったので、過去に遡って記録をたぐってみることにした。私が展覧会なるものに初めて行ったのは1969年(昭和44年)なのでその年から、残されたもの(図録、チラシ、半券、絵葉書、メモなど)と記憶を頼りに年代を追って記述してみよう。

まずは1969年だが、この年には次の3つの展覧会に行ったという記録がある。
♪ドラクロア展(東京国立博物館:上野)
♪パウル・クレー展(神奈川県立近代美術館)
♪ゴーギャン展(西武百貨店・渋谷店)

この3人の巨匠のうち、特にクレーの作品には好感を抱き、今日に至るまで敬愛し続けるきっかけとなった。それに比べて、ドラクロアとゴーギャンに関しては段々と関心が薄れてゆき、現在では愛好していない。

クレーが大好きだといっても、最初からクレーの作品を充分味わっていたとは思わない。例えば「樹上の処女」という20代の作品があるが、「こんな醜い絵をなぜ描くんだろう」と思った記憶がある。描線や構成という芸術的要素より、描かれた対象のほうに眼が向いていたのであろう。

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展覧会で好きになったのは「ゲルストホーフェンの思い出」という鉛筆画に軽く水彩を施した作品だ。私は幼い頃、鉛筆画を得意とする父と屋外へ写生に行くことが多かったので、その延長線でこのような作品を愛好したのかもしれない。

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このようにして、私とアートとの係りあいがスタートした。

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コメント

また覗きにきました! ジョヴァンニッキさんが最初に観に行かれたのは昭和44年何ですね~自分ギリギリ産まれてないです。 芸術に関して大先輩なんですね~だから詳しいのですね~ 書いてある文章からも知性を感じますしね~ けしてゴマ擦って言ってるわけではあません(笑)

以前は恥ずかしいので、年齢を推定できる内容を記事に書かないようにしていました。最近、ここまで歳を取るともうどーでも良くなって(笑)、ノーガードで書いています。

私は専門的知識はありませんが、芸術を愛し、芸術に夢中になる気持を持っています。それをぜひ若い方々で継承していって下さい。

歳は、気にしないで良いですよジョヴァンニッキさん!知的なジョヴァンニッキさんにくらべて、知的でない自分でも自分なりに理解して、楽しめるのが、芸術や美術の分野なのです。自分は好な作家さんをコレクションして部屋に飾って楽しんでます、こつこつとコレクションしていつの日か街角で、ひとへや美術館できればなと……夢見てます。

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