横浜西洋館のクリスマス
2010年12月12日(日)
横浜山手西洋館8館で同時開催された「世界のクリスマス2010」に行った。妻(仮名ジョアンナ)を含む「かつての少年少女探検隊」(略称KST)10名ご一行様だ。
昨年は強烈な印象を残す現代アートが観られたが、今年はどの館も常識の範囲を超えない飾りつけで地味な感じだった。玄人には受けるかもしれないが、私のような素人は昨年の「逸脱した」作品群のほうが面白いと思った。これは一つの流れなのだろうか。
その中で異彩を放っていたのは「ブラフ18番館」で観たテーブルセッティングだ。シンプルな中に清楚な美しさが際立つ。
同館のスタッフが、メタルを活用したエコというような説明があった。これは金属と自然保全という一見相反するものを調和させようという試みだから、その具現化はたいへん難しいと思った。結果的にエコに繋がっていたかどうかは判別し難かったが、クールな美を醸し出すことは成功していたと思う。
そういう目で同館の他の飾りつけを見ると、なるほどメタルという主題で一本筋が通っているなと思った。
これに対し「ベーリック・ホール」(フィンランド特集)では面白い有機的な形状が見られた。「パームルーム」に設営された海底を思わせるオブジェ群が目を引き付ける。
鮮やかなタピスリーもあり多彩な演出を見せている。
そうかと思うと、巨大な松ぼっくりをそのままクリスマスの飾りに活用する智恵も働いている。都会的なセンスと大自然とが溶け合っている。北欧ならではの味わいだ。
このように、今回は地味な中にも、探すと興味深いものが多かった。西洋館8館をまわり、元町でウィンドウショッピングを楽しんだ後はお待ちかねの時間。ビールが美味しかったなあ。
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