鋸山:路上観察
2010年11月28日(日)
道あるところに路上観察のネタあり。道なきところにも路上観察のネタあり。鋸山とその周辺にも多くの路上観察ネタが転がっていた。
東京湾フェリーにはこのようなお洒落な物がある。緑に塗られた甲板と補色関係を形成する赤い栓。そして背後の海の青。海の風景を仕切る白い手すり。
これは「赤地に赤の楕円」というマレーヴィチの作品?
陸に上がると定番はマンホールの蓋。教祖は林丈二さん。金谷はハシゴ車のデザインだった。石切場で活躍するからだろうか。それともこれは消防車?でも石の町だから火事は少なそうに思えるが・・・。
火事を消す水を汲む所は井戸。さすが石の町・金谷だけあって、古井戸の蓋も石だ。
水不足が怖いので、「根性植物」は排水管に陣取る。
これは鋸山で切り出した石を通すために石を割って造った切通し。
仏像群を守る柵に架けられたこの箱には「浄財」と書かれている。これを英語に訳すと「マネー・ロンダリング」になる???
この2つの看板、どこかしっくりこない。エサはサルにもトンビにも与えてはいけないらしい。でも、食べ物や荷物に襲い掛かるのはトンビだけらしい。そうかサルは襲って来ないんだ・・・。
看板多しとも、極めつけはこの看板。「宇宙人無数」だと?NASAの重大発表を待たずとも、宇宙人はこの地に既に棲息していたのだ!
鋸山を下りてたどり着いたJR保田(ほた)駅。その裏手の広場に設置された何の変哲もない4つのベンチ。でもその1つがソッポを向いている。全部揃って同じ方向を向かせると安定感があるかわりに硬直して動きが無くなるから、この方が面白い。これぞ環境のアートだ。
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