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2010年10月29日 (金)

荒木敏子 布画回顧展

2010年10月28日(木)
「えっ!これが布? 布画のパイオニア 荒木敏子 布画回顧展」(珈琲・居酒屋・陶芸・ギャラリー『風海』(ふうみ):伊勢原)に行った。

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布画とは布を貼り重ねて作る絵のことだが、この技法を世界で最初に考案したのが荒木敏子だということだ。そしてその出来栄えは、まるで油絵みたいだ。キャッチフレーズ「えっ!これが布?」というのは決して誇張ではない。

さらに感動的だったのはこの魚と新聞紙を描いた作品を取り巻く額だ。これは荒木敏子のご子息・玉利要二氏の手作りだ。つまり「親子のコラボレーション」ということになる。荒削りながら、味わい深い額ではないか。

その他にも、竹を描いた布画には本物の竹の切り端を上下左右に置いて額としたり、麦藁帽子の頭の部分に切れ込みを入れ、丸くのぞいた穴から布画を見せたりと様々な工夫を凝らした展示を楽しんだ。

玉利要二氏は調律師であると同時にチェンバロ製作や古楽器の修復を手がける達人である。これらの額にもチェンバロ作りのエッセンスが注入されているのだろう。

帰り際、会場に来ておられた玉利要二氏から「布画の開拓者 荒木敏子の幸せ」と題した小冊子を手渡された。表紙の文字は玉利氏の自筆である。

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会場の「風海」はギャラリーでかつ居酒屋でもある。美味しい料理を味わい、地酒「菊勇」を飲りながらの鑑賞はまた格別であった。

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