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2010年8月 2日 (月)

八ヶ岳:石尊神社の怪

「かつての少年少女探検隊」(略称KST)で八ヶ岳山麓に行った。旅程のうちの1日は妻(仮名ジョアンナ)との結婚記念日だった。

その日に立ち寄った道の駅「南きよさと」で趣味の「路上観察」の格好の対象にめぐり合うことができた。まずは「レストランほたる」で定番の「信玄ソフト」(信玄餅をトッピング)を賞味。そしてリフトカーで100メートル上にある「南八ヶ岳 花の森公園」へ。

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このリフトカーは傾斜角度37度で標高差100メートルを3分半で駆け上る姿から「こいのぼり号」と名付けられている。麓が「まごい」駅、頂上が「ひごい」駅というネーミングはありきたりの発想だが、まあ良いのではないか。上から見下ろす道の駅もなかなかのものだ。

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花の森公園で、ジョアンナはブルーベリー狩りへ。暑さのなかこのような収穫をもたらしてくれたのは嬉しい。

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私はジョアンナ一行を見送った後、奥の森へ。何やら血が騒ぐ看板を目にしてしまったからだ。これは「せきそんじんじゃ」と読むらしい。

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よし神社を目指そうと足を速めたら、毒々しい赤い花。

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そして必要以上にサイズの大きい白い花。

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さらに赤い糸で結界が張られていた・・・と思ったら害獣除けの線だった。

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なあんだと思ったが、これらは何かの予兆かと思い気を引き締めて進んだ。(後にその不吉な予感は的中する)。すると2度も蜘蛛の巣に引っかかり、蟻の大群が行く手を遮り、生暖かい風が横から吹いてくるなどの現象が立て続けに起こった。これは興味本位で神社を見ようという不届き者を追い返すバリヤーなのであろうか?

すると、ようやく神社が視界に入ってきた。背後の高台に赤い祠(ほこら)が覗いている。

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近づくと神社と赤い祠の位置関係に奇妙な点があることに気付く。どうも両者は平行ではなく、どちらかが鉛直ではないように見えるのだ。

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そして由緒が書かれた看板を読んで、更に心騒がされたのは「平成11年、隣接地に公園が設置され・・・」という記述だ。なぜって、周囲には公園など何も無い!今年は平成22年だ。この「公園」は11年のうちに消滅したか、あるいは魔界へ転移させられてしまったのだろうか。

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こんどは神社の背後に回りこみ、赤い祠を見上げる。

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勇気を奮い起こして木製の階段を上り、赤い祠を間近に見る。扉はピタリと閉ざされ南京錠が掛けられている。果たしてご神体は何なのであろうか?「石尊神社」という名称からして、石化した何かだとすると・・・。

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そして最も面妖なのはこの写真である。祠の背後には石で造られた小さな祠が点在していた。そしてそれらの周囲には上部を赤く塗った杭が数本打たれ、環状の結界を形成していたはずなのだが・・・それらの杭が写真に写っていない!!!トリミングしたからなのであろうか?そんな事ないと思うんだがなあ・・・。

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神社を後にしてからも妖異は続く。往きと異なる道を進むと、また蜘蛛の巣が立ちふさがる。そして決定的なのは名状しがたい「森の中のクリスト!」

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横に渡された長い金属棒に、×の字型に組み合わされた木材が金太郎飴のように整列させられ、さらにその上にはロープで吊るされた黒いビニールシートが。これを見て思いだすのは梱包芸術家クリスト。彼は美術館や島を梱包してしまったが、木の杭は対象としなかったであろう。他の物の梱包に使ったかもしれないが。

ようやく森を抜け出し、花の森公園を通り抜けて「こいのぼり号」の「ひごい」駅に帰り着く。そこには小さな展望台があり、いま通って来た公園の受付がありある建物を俯瞰することができる。建物の屋根をつなぐと「Z」の文字が浮かび上がる。

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そして展望台に据えられた「希望の鐘」に「悪霊退散」の祈願をする。

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結婚記念日だというのにブルーベリー狩りの妻と別行動で魔界探索に出かけ、あげくの果てに魑魅魍魎の返り討ちに遭うという馬鹿なことをしてしまった、の巻。

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コメント

御結婚記念日おめでとうございます。
今年は、何だか猛暑ですから、八ヶ岳涼しそうですね。
ブルーベリーは、眼に良いそうで、ブルーベリーのジュース等飲んでいました。
効果は、!?ですが・・・。信玄餅のアイスクリームなんて、あったのですね。
あと、ほうとうとか月の雫というのが、お土産にありますよね?
月の雫は、砂糖の中に葡萄が入っています。

同行の仲間が観光スポットで結婚記念のツーショットを撮ってくれました。グループで旅をすると、そういう喜びがありますね。

イギリス館でのコンサート本番の2週間前でこんな事をしてるなんて、まずいなあ(苦笑)。

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