絵葉書の世界 その11
先日「船をとりまくアール・デコ」の記事でカッサンドル作品の絵葉書が手に入らないと書いた。すると早速おなじみF君(私のアートの教育係)から「アトランティック号」のポスターと思われる絵葉書が届いた。
手紙は同封されていなかったが、F君は私に対する美術教育として次の無言のメッセージを込めたのではないかと推測する:
♪1.調査もしないでいい加減な事(カッサンドルの絵葉書が入手できないということ)を書くな。
♪2.「絵葉書の世界」がだいぶご無沙汰だ。そろそろ書け。<ジョヴァンニ注:確かに前回(その10:2007年10月)からなんと2年半も経過している!
それにしても、カッサンドルのポスターはどれもみな個性的で見事なデザインだ。この「アトランティック号」も例外ではない。
巨大客船が大胆にも長方形を基調に描かれている。舳先や煙突などが若干突き出てはいるが、船体のほとんどがこの長方形にすっぽり収められている形状は誠に新鮮だ。そして下方にはタグボートであろうか、小さな船が描かれている。船体こそ小さいが、煙突から出ている煙は画面を斜めに突っ切り、縦横主体の構図に動きを与えている。さらに下方に置かれた「アトランティック号」の文字は造形の一部として画面全体にマッチしている。
F君、ありがとう。もっと修行するね。
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コメント
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久々の絵葉書ネタですね。
このデザイン、実に美しいです。
私も久しくアップしていないので
なにか記事にしようかな。
アート絵葉書はジョヴァンニさんにまかせて
変化球で勝負でしょうか。
投稿: テツ | 2010年6月 5日 (土) 21時56分
テツさんご無沙汰です。そもそも私がブログを始めたのはテツさんの影響ですからテツさんは先生です。F君も先生ですけどね。
先生が生徒に気を遣う必要はありません。変化球ではなく堂々と直球を投げて下さい。私がテツさんに勝るのは年齢だけですから(笑)。
投稿: ジョヴァンニ | 2010年6月 5日 (土) 22時54分