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2010年3月13日 (土)

弥生展

「弥生展 -春の秀作展-」(成城さくらさくギャラリー)に行った。

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まずはギャラリーの外に設置された岩崎幸之助の「太陰暦」に一礼。今後、このギャラリーに来る際の儀式になりそうだ。

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チラシの裏面に展示作品のいくつかが紹介されている。

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私は♪宮廻正明の「協奏曲・雅」が気に入った。日本画(岩絵の具使用)だが、数学的な構成感をもって舟を配置した点が西洋的だ。そしてある種のリズムや動きを感じさせるので「音楽的」な絵画と呼べるかもしれない。作品名に音楽関係の用語が使われているが、仮にその名称が無くても音楽的な要素が感じ取れるだろう。それぞれの舟には影が描かれているが、そこにも構成優先の意図があるようだ。影の舟からの距離と方向がまちまちであり、それは実際の風景ではあり得ない。その計算された配置がこの作品の構成感(音楽的要素)をさらに強めていると思う。

その他に、このチラシには紹介されていないが、♪福岡通男のイタリア的な作品が強く印象に残った。中世ヨーロッパ的なふっくらした人物像は有元利夫の作品に似ていた。背後の金色の板は金属なのだろうか?素材と制作の仕方も気になる作品だった。

また♪早川義孝のクレーのような幻想的な作品は、もとより私好みのタイプで好感が持てた。教会のような建物の影が手前の河に映っているという風景のようだが、それが抽象化され、全体が十字架のような形状になっている。構成感も色彩も気に入った。

そして大好きな♪田村能里子の作品にも出会えて嬉しかった。魅力ある女性像はいつ観てもいい。

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ギャラリーを後にし、営業開始したばかりの横須賀線・武蔵小杉駅で乗り換えを体験する。その後、最近よく行く某所で「会議」。記録性を高めるためにメンバーを記しておこう。ギャラリーに同行してくれたメビ君、遠地勤務で時々戻ってくるアン君、そして植物画のM画伯。成城さくらさくギャラリーを観た後の焼酎「さくら咲く」の味は格別なり。

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