内井昭蔵の思想と建築
「内井昭蔵の思想と建築 自然の秩序を建築に」(世田谷美術館)に行った。
収穫は2つあった。その一つは★「横浜市民ふれあいの里<上郷・森の家>」で神奈川建築コンクール優秀賞を獲得したという情報だ。先日おなじみF君と横浜市栄区の屋外彫刻を観て回ったとき、「上郷市民の森」という里山に登った。私は内井の作品がそこにあるのかと勘違いして「そんな建物は無かったけどなあ」と不思議な感覚に囚われた。
実は「横浜市民ふれあいの里<上郷・森の家>」は「上郷市民の森」は同じ栄区にあるが2Kmぐらい離れた別の場所にあったのだ。名称的にも、地理的にもニアミスしていたということになる。これにより、私と内井昭蔵の作品との距離がぐっと縮まった感じがした。
もう一つの収穫は内井が★聖書の写本を手作りしていたことだ。その絵の部分が絵葉書になっていたので購入し、音楽ライターのハシビロコウさんにも送った。
何が収穫かというと、私も何か似たことを始めてみたいなと啓発されたことだ。文章部分は単に書き写すという単純作業だが、精神統一が図れそうな気がする。「聖書を清書する」というと得意のジャンルに飛んでゆくが、ここでは羽目を外すのをやめよう。書き写す対象はいろいろ考えられる。内井がしたように聖書でもいいし、写経もファンが増えていると聞く。あるいは洒落た詩でもいいな。
そして絵の部分に関しては、これは書き写しではなく自分の想像力で描くものだから、創造力を養うことができる。この「清書による精神統一と、描画による創造力養成」というダブル効果がこの営みの魅力である。
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