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2009年12月26日 (土)

明治大学交響楽団 第86回定演

明治大学交響楽団 第86回 定期演奏会(新宿文化センター 大ホール)に行った。友人の指揮者・増田宏昭がタクトを振ったのだ。

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演奏評は書かない・書けないが、明治大学にはお世話になっている事があるので、「大変よくできました」と花マルを付けておこう。オーケストラをあまり好まない私が例外的に好きなブラームスの第4番を演奏してくれたのも、この高評価に一役買っていると思う。

演奏評ではないが、一つ感じたことを書こう。一般にあるパートが旋律を奏でていると、他のパートは相対的に音を小さくして旋律を浮き立たせるようにすると思う。もちろん今回の演奏でもその大原則は守られていたと考える。

ただし旋律以外のパートがオブリガートなど、対位法的に「面白く」書かれている場合は、それらの声部を「伴奏」に格下げして音量を小さくさせるのは、あまりにももったいないと思う。バッハのフーガなどが好例だ。

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そこで今回の演奏に戻ると、特にプログラムの最後・ブラームスの交響曲では旋律パートだけでなく、他のパートもよく認識できる音量で演奏されていたように聴こえた。これは指揮者が上記のような理由で、旋律以外のパートも音を出してよいという指導をしたのではないかと推測した。

そうすれば、旋律以外のパートを受け持つ奏者は嬉しくなり、演奏にも心がこもるという「良循環」を生むのではないか。

このような演奏方法だと、旋律の聞こえが悪くなり、すっきり聴こえないというデメリットがある。しかし私は曲の構造がよくわかり、面白く聴けるというメリットを優先するのがいいと考える。

以上の推測は正しいか的外れかわからないが、飲み会で指揮者に会った時にでも聞いてみることにしよう。

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