茅ヶ崎市美術館のある高砂緑地
過日、菅野陽展を観に茅ヶ崎市美術館に行った際、例によって「路上観察」を行った。
まず目を付けたのは入口にある美術館の看板。板の上に置かれたアーチ状の小屋根を見よ。
これは樹木の間に見える美術館の上部にある一対のアーチに呼応している。
このアーチによる統一感は、建物の下にある塀にも感じられる。顔みたいな造りで面白い。
美術館からこの塀のところまで視界を広げると、この庭園は形や色彩の構成に配慮されていることがうかがえる。
そして少し下りた所に突然出現する巨大な岩。犬のような形をしている。
岩石といえば、この庭園には石碑がある。これは「蟲」と題された、大好きな詩人・八木重吉の詩碑。
これは平塚らいてうの記念碑。「元始、女性は太陽であった」で始まる文芸誌「青鞜」(せいとう)を創刊した人だ。
そしてこれはその撰文。ジョヴァンニは写真が下手で背景が写り込んでしまったが、あしからず。
ここは何度行っても満ち足りた気分になれる場所だ。また行こう。
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