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2009年10月12日 (月)

金時山のバリアフリー樹木

金時山に登った。一緒に行ったメンバーは、「かつての(K)・少年少女(S)・探検隊(T)」(長いので以下「KST」と略す。)なんだか契約書の文言みたいになったな。

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KSTの平均年齢は結構高い。もうしばらく齢(よわい)を重ねると、社会的弱者として守ってもらう立場になりそうだ。金時山は、その日に備えて体制を整えておいてくれた。足が滑りやすい所にさりげなく出されたこの天然の手すりを見よ。

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題して「バリアフリー樹木」(Barrier-Free Tree)、略して「バリフリ樹:BFT」。この「バリアフリー」という言葉はKSTメンバーの一人「あんとき(A)・僕は(B)・カメラ小僧(C)」(略して「ABC」さん)のアイデアだ。ちなみにABCさんは「社長」と呼びたいのだが、もう一人社長と呼びたくなる重鎮(これまで「教授」と呼ぶのが慣わしだった)がおられるので二人を区別するために急遽設けられたコードネームだ。

今回KSTは乙女峠から長尾山を経由して金時山を目指すコースを選んだ。このコースは、もう一つのポピュラーなコース(金時登山口から矢倉沢峠を経由するコース)と対照的だ。

A)乙女峠起点コース:金時山の頂上に着くまで、草木に遮られて景色がほとんど見えず、歩く距離も長い。その代わり斜面はなだらかで、歩きやすい。

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B)金時山登山口起点コース:途中何カ所も見晴らしの良いスポットがある。距離も短い。しかし急坂で歩くのが非常にきつい。

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上記の特徴から、比較的高年齢者に近いKSTメンバーにとってはAコースのほうが相応しかった。つまり正解である。リーダーの「博士」のお陰だ。この「博士」は物理学の先生で、もう少し後世に生まれたら鉄腕アトムを作ったであろうと思われるほど優秀だ。しかも健脚で、今回KSTの引率者となった。

このような大自然の中では、超自然の代物に出会うこともなかろうと思っていたら、パワースポットらしき所に来た。地蔵を隠すように積み上げられたこの岩石の山を見よ。

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どのような意思が働いてこのような障害物が造成されたのであろうか。「地蔵前に積み上げられた岩石」(Piled Rocks in front of Guardian Deity:略してPRG)という長い名前を付けた。

これは堰(せき)だが、樹木が枝葉をコントロールして異形の姿を投影している。画面右のほうに頭が三角形の火星人が見えるだろうか。

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ここから先は地球人の来るところではないと威嚇しているようだ。火星人のいる堰(Flood-gates of Martian:略してFGM)と名付けた。それにしても、このような障壁があるにもかかわらず、金時山の頂上は登山客ラッシュだったのはいかなる理由によるものか?

最後に遭遇したのは、樹皮にとりついた円形の魔鏡。

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太陽光を反射し、樹木の影をより鮮明に落とさせる。すると道標の文字は読みづらくなり、登山者を危険地帯へと誘う。登山者本人もその魔の影が刻印され、魔界へと迷い込んでしまう。明るい一角だけに見落とされがちな、危険きわまりないパワースポットだ。「魔鏡の魔境」と名付けた。これは英語にせず日本語のままのほうがよろしいようで・・・。

このような異界の脅威にさらされながらも、KSTは行く。私たちはまだ若い。

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