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2009年10月25日 (日)

中華街のギャラリー

知人3人の還暦祝いで中華街に向かう際、時間があったのでギャラリー巡りをしてみようと思い立った。JR根岸線の関内駅で下車。

まずは以前、即興演奏グループと共演したことがある ◆「ZAIM」。

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ここでは ♪「WONDERLANDSCAPE Vol.2 emptiness/fullness」が開催されていた。瀧健太郎、松本力、岸健太の3人の作家の作品を紹介する展示会だ。コンセプトは「充実(fullness)」している都市に「空白(emptiness)」が忍び寄るというものだ。

Emptiness_fullness

個人的には松本力の「絵巻物マシーン NO.1 アイロン台型」が面白かった。アイロン台の手動ハンドルを回して、巻き取られてゆく紙に印刷された文字を眼で追うという素朴な仕掛けだ。そのぎこちなさ、もどかしさが現代の都市生活を暗示しているように感じたからだ。

次は「ZAIM」前から日本大通りを港の方(北方)へ少し行った右側にある ◆「ギャルリー・パリ」。三井物産ビルの1階にある。

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ここでは ♪「朝倉摂新作展」が開催されていた。舞台美術家だが、この展覧会では猫の絵が多かった。私は猫に威嚇された体験があるので猫が怖い(子猫は大好きだが)。生きた猫が怖いと絵も敬遠しがちになる。

Photo_3 

すると、金庫扉のように丸いハンドルが付いている白いドアに眼がいった。花束を2つ添えてあるだけなのだが、洒落ている。「これも作品ですか?」と聞きたかったのだが、気おくれしてとうとう聞かずじまいだった。小心者の自分に「喝!」。

「ZAIM」まで引き返し、横浜公園の北のへりを東に向かい、「玄武門」を抜けて中華街へ。善隣門の手前を右折して西門通りを歩く。少し行くと右側に ◆「爾麗(にれい)美術」があった。中華街の雑踏の中にギャラリーがあるなんて嬉しい。

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ここでは ♪「昴の会・9」が催されていた。複数のアーティストの絵画を紹介していたが、特に斎藤晃の作品が楽しかった。

Photo_2

西門通りを「延平門」のほうへ歩き途中を左折。しばらくすると ◆「ギャラリー・パストレイズ」があった。

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開催中だったのは ♪「釜ケ崎」。井上青龍の写真展だ。大阪の釜ケ先地域の写真を撮りためた写真家ということだが、今回展示の一つの作品の中に横浜のマリンタワーらしきものが写り込んでいた。

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展示作品は釜ケ崎で撮られたものが中心であろうが、一部他の地域(横浜など)も混ざっていたのか。小心者の私はギャラリーの人に尋ねずそのまま次へ向かったのだった。

「長安通り」を横断し、斜め左の「太平通り」に入り「朱雀門」のほうへ向かう。すると朱雀門に達する直前、パーキングの隣の少し奥まったところに ◆「art truth」があった。今年の8月にできたばかりの新しいギャラリーだ。還暦祝いの会に遅れそうになり、写真を撮るタイミングを逸したのは残念だった。

11月4日に始まる企画展までの間は ♪常設展示だった。このギャラリーの特色は体験型のイベントを取り入れていることだ。先般は木彫の面を彫る体験教室が開催されたとか。そして11月14日には「万華鏡製作体験教室」が開催されるとのことだ。面白そうだな。

こうして横浜を歩くと、「中華街の中にもギャラリーがある」など変わった刺激を受けることができる。そういう点、横浜は東京に比べて「個性的な街歩きができる」都市だと思った。

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