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2009年9月 4日 (金)

ミヒャエル・ゾーヴァ展

「描かれた不思議な世界 ミヒャエル・ゾーヴァ展」(そごう美術館)の初日に行った。おなじみF君から招待券をもらっていたのだ。F君いつもありがとう。

Photo

ゾーヴァの絵は分類すると幻想絵画に属するかと思う。そこで同じ分野の巨匠ダリの作品と比較してみた。

ダリは、長い作品名を付けたり、二重像など手の込んだ仕掛けをして作品を複雑化している。これに対してゾーヴァは「豚が飛ぶ」など一目でわかる明瞭さと共に、1作品・1テーマという簡潔さを貫いている。また描写のテクニックを比べると、ダリのほうが圧倒的に優れている。

これだけの条件で比較すれば、ダリのほうが「濃い」幻想の世界に誘ってくれる、という結論になる。一方ゾーヴァは、ダリのような強烈さは持ち合わせていないが、裏表がない素直な表現により、フフっと含み笑いをして楽しめる作品を提供してくれていると思った。

最近、展覧会に行くと最も気に入った絵葉書を3枚買うという習慣がついた。1枚は保管用、そして2枚はお世話になっているF君とライターのハシビロコウさんに送るためだ。

Photo_2

今回は販売していた絵葉書の種類が多く迷ったが、微差ながら最も印象深かったものを選んだ。ゾーヴァらしいさりげない幻想風景である。

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