オータムコンサート
初めての場所だったが、清楚なたたずまいで閑静な住宅街によく溶け込んでいた。
ホールの床はピカピカに磨かれたフローリングで、背後に積まれた煉瓦の壁が反響版の代わりになっている。そのため音がきれいに響く。
私は久々の新作「弦楽六重奏の為のフーガ」を間に合わせ「世界初演」(言い過ぎなので「雑司が谷初演」に訂正)を果たした。ストレッタ、反行などフーガの基本的な技術を取り入れているが、最も注力したのは拡大・縮小だ。これはその主要部分。
上から4段目(第2ヴィオラ)が基本となる音価(付点四分音符で始まる)のフーガ主題を弾く。これに対しヴァイオリン2本は2分の1縮小(付点八分音符で始まる)を奏する。同様に第1チェロは2倍拡大、第1ヴィオラと第2チェロは4倍拡大に設定している。全体で4種類の音価によるフーガ主題が重なりながら鳴るしかけだ。
楽譜を見て戴くと上記の構成がヴィジュアルに理解しやすいと思うが、音だけを聴くと最初の第2チェロの音が単なるロングトーンに聴こえてしまうかな。作曲の意図を聴き手に伝える難しさだと思う。バッハのフーガでも事情は同じだと思うが、巨匠の作品の場合は弾き手も聴き手も楽譜を研究することが多いから成立するのだろうか。このあたりが今後の課題になった。
記録性を高めるために演奏曲目を列記する。
♪ジョヴァンニ作曲「弦楽六重奏の為のフーガ」
♪ドヴォルジャーク作曲「ピアノ五重奏曲」
♪ルクー作曲「ピアノ四重奏曲」より第1楽章
♪ブラームス作曲「弦楽六重奏曲 第2番」
演奏者は本名は書かないけど、後で関係者が見てわかるようにしておく。
♪上様:Vl.
♪某オケのヴィオラトップ:Vl.とVa.持替え
♪某オケのコンサートマスター:Vl.とVa.持替え
♪じゅんちゃん:Va.
♪名人:Vc(特に2曲目の演奏が秀逸).
♪ジョヴァンニ:Vc.
♪よいこ:Pf.
♪港のヨーコ:Pf
来場者の皆様、応援ありがとうございました。出演者各位、お疲れ様でした。特に上様、会場と打上げの両方のご手配に感謝いたします。
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