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2009年8月 2日 (日)

大阪:国立国際美術館界隈

F君と「杉本博司 歴史の歴史」(国立国際美術館:大阪)を観たときの記事は既に書いたが、美術館周辺の探索については保留したまま時間が経過してしまった。

土佐掘通りから筑前橋を渡ると、いきなり蔦のからまる昭和の遺物が目にとまる。

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背後に「大阪市立科学館」を従え、堂々としている。壁面に「北條建築構造研究所」と「北條薬局」の看板が掛かっている。

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「北條建築構造研究所」を調べてみたら、近郊ではあるが異なる場所に社屋があった。するとここは旧社屋なのかもしれない。「北條薬局」についてはわからなかった。

建物の前面にまわってみると、やはり「北條薬局」の看板がある。蔦は隣りの建物にまで侵入し、繁殖を狙っている。

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その背後には三菱重工の<重厚>なビルが・・・。あまり駄洒落を続けると真面目なF君から<銃口>を突きつけられそうだから止めて次を急ごう。

「蔦屋敷」の向こう側には目指す国立国際美術館があった。

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建物よりも巨大なオブジェにまず目がいく。鳥が羽を広げたような形状だ。

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そしてその前には我が清水久兵衛(きよみず きゅうべえ)の「ECHO」二部作がある。U字型と、

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I字型だ。

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いつもながらその赤の存在感は飛びぬけている。そしてまた巨大な管を折ったり、曲げたり、切断したりして得られるヴァリエーションの豊富さも楽しい。

さらに久兵衛作品のいいところは、銘版にも味わいがあることだ。この手書き調の「ECHO」も文字を見よ。

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美術館にも入ったが、それは「杉本博司 歴史の歴史」の記事で紹介したので省く。

美術館と並んで「大阪市立科学館」もある。先ほどの「蔦屋敷」ごしに見えた建物だ。

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その前にはピラミッド状の構造物がある。水が斜めの面を滑り落ち、涼しい空間を作っている。

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近づくと結構大きい。

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後ろ側に回り込んで観ても面白い。表面に草木が映りこみ、日本画のようなたたずまいになっている。左下に見える路面の赤と、植物の緑がこの構造物を挟んで補色関係を主張している。

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その横手には教会が。

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「大阪北教会」という名称か。

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美術館のほうに戻りかけ、先ほどの鳥の羽のような巨大オブジェを反対側から見る。

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背景が違うと表情も異なって見えるなあ。ビル群に囲まれて窮屈そうだ。

美術館が一つぽつんとあるのではなく、このように周囲に「つわもの」が配備されていると、訪れる際の楽しみも倍加する。今後も屋外彫刻などが増えることを期待したい。

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