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2009年7月26日 (日)

セロ弾きのゴーシュ

「セロ弾きのゴーシュ 藤沢上映会」(藤沢市民会館小ホール)に行った。

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昔懐かしい手作りアニメ映画の上映と、それに先立つチェロの演奏という企画だ。私は「序盤に(実際は音程に)隙あり」のチェロを弾くので、チェロにちなんだこの催しに友人が誘ってくれたのだ。

冒頭のチェロ独奏では「セロ弾きのゴーシュ」の物語中に出てくる「インドの虎狩り」が演奏された。宮沢賢治は作曲も手がけたが、旋律のみ、あるいは賛美歌のような簡素な作りが中心だ。一方この曲は不協和音に満ち、重音のトレモロ奏法など荒々しい作りなので、とうてい宮沢賢治本人の作曲ではないとわかった。では誰が作った曲だろうか?

そんな疑問を抱いて映画を観ていたら、最後に流される関係者紹介で、なんと間宮芳生の作曲だとわかった。問宮はこの映画の音楽を担当しているので、自らが曲作りをしたのだ。

これには創作意欲を刺激された。そうか、これは物語中に曲名だけ言及された架空の曲を具現化するという行為なのだ。面白そうだな。例えばこの「インドの虎狩り」は狩猟の情景描写というより、生意気な猫をおどかして追い払うという要素を持たせて作るという課題設定となるだろう。そのうち1曲作ってみよう。

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