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2009年7月21日 (火)

府中:府中駅から大国魂神社へ

府中に行った。午後開演のみずほフィルハーモニー定期演奏会を聴くためだが、午前中早めに着いて街を散策した。実は私は同市に10年間住んだことがあり、懐かしい所を見て回りたかったのだ。

回想に浸ると同時に、おなじみF君がくれた「彫刻のあるまち ふちゅう」という案内地図を片手に屋外彫刻を観賞するのも目的だった。

スタートは京王線の府中駅。まずは北口を出たペデストリアンデッキに設置された永廣隆次の「風車’94」を観る。

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4本の支柱から伸びて曲線を描く金属板が中央で結節点を作るという美しい構成だ。下のタイルには日時計がデザインされ、作品と調和しつつ、爽やかでちょっぴり知的な空間を形成している。

銘版にも鳥のような影が忍び寄り、独特の雰囲気を醸し出している。

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これは撮影しているジョヴァンニの影だよ。自分を写し込まないようにと、いつもF君から注意されているにもかかわらずやってしまう。この辺が私の至らないところか。

地上に降りると、そこには湯村光の「大地より」が懸命にバランスを取りながら立っている。東京文化会館 小ホールのじゃばらのような反響板を縦に切り取ったような感じだ。白い肌が美しい。

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この作品は2つの柱一対でひとつの作品だ。これはその相方。

Dscf4914

銘版は活き活きとした草と枯れ草に囲まれてひっそりと佇(たたず)んでいる。

Dscf4913

これは偶然であろうが、周囲を自然物に覆われることにより、「大地」のイメージにマッチしている。

少し歩くと、市役所の大国魂神社側に志水晴児の「FOUNTAIN SCULPTURE」がある。

Dscf4915

祭の当日ということもあり、作品が設置された一角はロープが張られて中に入れない。そのため銘版も撮影できなかった。

少し離れてみたら、眩暈(めまい)を覚えた。作品とその周囲にある物が微妙な角度で傾いているのだ。

Dscf4916

どの線が鉛直なのかわからないので、不安定な気持にさせられた。これは神社から放射されるエネルギーによって異界が形成されているのだろうか?

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