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2009年5月25日 (月)

茂原淳 作陶展 Ⅶ・大地

「茂原淳 作陶展 Ⅶ・大地」(クラフトショップ 俊:茅ヶ崎)に行った。

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茂原の今回のテーマは「大地」だ。

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茂原は個展のテーマを単発のものではなく、一連のコンセプトの流れの中で創案する。言い換えれば、テーマの推移に明確なストーリー性が打ち出されるのだ。

前回のテーマは「変化と永遠」であったが、これは連綿と続く波のうねりのイメージと重なり「海」という裏のテーマを内包していた。そして「海」は今回の「大地」すなわち「陸」につながる。なるほど、人類の祖先は海に生まれ、やがて生命は陸に上がってくるという壮大な流れを連想できる。

そして人類はさらに宇宙へと飛躍する。次回のテーマは「空」あるいは「天」を考えているそうだ。今回は「海」~「陸」~「空」という具合に、上方に向かって推移してゆく流れの中間に位置付けられた重要な個展だ。

ところで今回の案内葉書に紹介された作品「盛鉢・古生」の模様は地層の堆積に見立てることができる。これは今回のテーマ「大地」を連想させる。

Photo_2

この縞模様は、異なる色合いを持つ別種の粘土を重ね合わせて生み出した、と作家が説明していた。従って絵付けの場合と異なり、表にも裏にも同種の模様が現れる仕組みだ

私は案内葉書に似た盛鉢「古生・小鉢L」を購入した。渋い色調の色の帯が重なる模様が美しく気に入った。

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